蕪煮込む アルファベットのマカロニも
二次会を抜けて本屋に檸檬を置く
春炬燵頼まれて描く青い空
玄関の芳名帳と白日傘
文字盤に雪を降らせる遊びらしい 塾通い詰め真白な手首
この町の猫手懐けて年の暮
山眠る降らない午後を耕して
冬すみれ惨めに生きて詩が元気
ナプキンの羽の形に生きづらさ
澄んだ空気で 猫を産ませる仕事かな
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